洋食の定番、ミートドリア。ご飯ものなのでお腹も満たされ、また焼いてそのまま食卓に並べられるので見た目の豪華さも感じられる料理です。手軽に作れるキットなどもありますが、記念日や大切な日のお祝い、おもてなしなどに、ミートソースとホワイトソースを2層に重ねた本格ドリアを作ってみませんか?
RECIPEミートドリアのレシピ
材料
material1~2人分(直径20cmのラウンドパンを使用)
・温かいご飯…お茶碗2杯分
・バター…大さじ1
・塩胡椒…適宜
・とろけるチーズまたはピザ用チーズ…40g
ミートソース
・合挽肉…150g
・玉ねぎ…1/2個
・人参…1/4本
・セロリ…茎の部分1/2本
・にんにく…1かけ分
・マッシュルーム…3個
・赤ワイン…60cc
・トマト…2個
・コンソメ…小さじ1(茅乃舎野菜だしを破いて使用)
・ケチャップ…大さじ2
・ウスターソース…大さじ1
・オリーブ油…小さじ1
・塩…小さじ1
・ローリエ…1枚
・塩胡椒…適宜
ホワイトソース
・小麦粉…大さじ2
・バター…10g
・牛乳…150cc
・コンソメ…小さじ1(茅乃舎野菜だしを破いて使用)
大皿で作るときは倍量で、調味料などは味加減を見ながら調整してください。
FLOW料理の流れ
ミートソースを作ります。玉ねぎ、セロリ、人参、にんにくは全てみじん切りにしておきます。トマトはざく切りにしておきます。フライパンまたは鍋にオリーブ油をひき、厚めにスライスしたマッシュルームを炒めて一旦取り出します。さらに、みじん切りにした野菜と塩を入れてじっくりと炒めます。野菜がくたっとして飴色に近づいてくるまで炒めます。
合い挽き肉を加え、ポロポロになるように崩しながら中火で炒めます。合い挽き肉の色が変わったら赤ワインを加え、アルコールの香りがなくなるくらいまで強火で煮詰めます。トマトを加え、水気が出るまで炒めます。
ケチャップ、ウスターソース、コンソメ、ローリエ、マッシュルームを加えて、汁気が少なくとろっとするまで煮込みます。煮込んだら、塩胡椒で味を整えます。
ホワイトソースを作ります。小麦粉とバターを耐熱容器または耐熱ボウルに入れて、ラップをかけずに電子レンジ600Wで30秒加熱します。
加熱が終わればレンジから一旦取り出し、牛乳を加えながらゴムベラで全体をさっくりと混ぜてなじませます。さらにコンソメを入れて混ぜ、ラップをかけずに電子レンジ600Wで50秒加熱します。加熱ができたら再度取り出して全体を混ぜ、さらに電子レンジ600Wで1分加熱して出来上がりです。
温かいご飯にバター、塩胡椒を混ぜてバターライスを作ります。耐熱皿にバターライスを入れ、ミートソース、ホワイトソースの順に重ねます。全体にムラがないように満遍なく重ねましょう。とろけるチーズまたはピザ用チーズを散らします。
250度のオーブンで10~15分ほど焼いて完成です! 焼き上がりの目安は、表面にこんがりと焼き目がつくくらいです。オーブントースターでも焼くことができますが、表面が焦げすぎないように、様子を見ながらアルミホイルをかぶせてください。また、焼き時間はお使いのオーブン機種によって異なりますので、焼き色が足りなければ様子を見ながら焼き時間を増やしてください。
日本の洋食の代表・ドリアを本格的に
洋食レストランでは定番の料理の一つ、ドリア。このドリアは、実は日本で生まれた料理なのです。戦前に横浜のホテルで総料理長を務めていた、サリー・ワイル氏が、日本に来てから考案した料理だと言われています。
シーフードやミートソース、さらに家庭ではカレーやビーフシチューのリメイクなど、様々な味付けで楽しむことのできるドリアですが、今回は王道かつ本格的なミートソースドリアをご提案しました。野菜を飴色になるまで塩と一緒に炒めることで旨味が凝縮され、さらに赤ワインで深みを出しています。トマト缶を使うと簡単ですが、フレッシュトマトでそのままの美味しさを引き出しました。
一見難しそうに思えるホワイトソースは、電子レンジで簡単に作ってみました!3回に分けて加熱することによって、ダマになってしまうことを防ぎます。手順を守って作ると決して難しくなく、お家でも本格的な味わいのドリアを作ることができます。
セロリは好き嫌いの分かれる野菜ですが、ミートソースに入れるのにはきちんと理由があります。それは、セロリの独特の香りをつけて深みを加えながら、お肉の臭みを消すという役割を果たしています。今回のレシピのようにみじん切りにして、トマトや赤ワインと煮込むとセロリの独特の風味も前には出てこないので、苦手な方やお子様にも食べやすくなっています。
ITEMS今回使用した調味料・食器・グッズ
DULTON GLUTTON Round pan
ラウンドパンとは、鋳鉄でできた円形の厚手フライパンです。 左右に両手で使える持ち手があり、ドリアなどのオーブンを使用した家庭料理はもちろん、アウトドアでも活躍します。持ち手が穴空きタイプなので、引っ掛けて直火にかけるなどでも使用できます。素材への火の当たりが柔らかく、料理にムラなく火が通ります。調理してそのまま食卓に出しても、見た目がおしゃれなだけでなく熱々のままお料理が食べられます。
今回のドリアやグラタンなどのオーブン料理の他、すき焼き鍋としても、ダッチオーブンとしても使えます。鉄製の鍋は使いこむほどに味が出るのも魅力の一つです。使用後は、洗剤をなるべく使わずにたわしとぬるま湯で汚れを落とし、火にかけて乾かします。十分に乾かすことによってサビの発生を防ぎます。仕上げには、サラダ油やオリーブオイルなどの食用油を塗って馴染ませましょう。
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