厚切りの牛ヒレ肉に衣をつけて、サクサクに揚げました。サクサク食感の衣に、ミディアムレアのお肉の柔らかさとジューシさがどこか懐かしい、そんなレシピです。こちらのレシピでは、お肉そのものの旨みを活かすため、あっさりとした柚子胡椒ソースをご提案します♪柚子胡椒ソースには大根おろしを加え、和食ならではの懐かしい味を演出します。
RECIPE牛ヒレ肉のカツレツのレシピ
材料
material材料(1人分)
・牛肉(ヒレ)…ステーキ用1枚
・塩胡椒…少々
・小麦粉…適量(だいたい大さじ1くらい)
・卵…1個
・パン粉…適量
ソース材料
・大根…4cm
・人参…2cm
・セロリ…4cm
・柚子胡椒…小さじ1
・酢…大さじ1
・醤油…大さじ2
・みりん…小さじ1
FLOW料理の流れ
お肉は冷蔵庫から出し、常温に戻しておきます。焼き始める30分くらい前に出しておきましょう。
はじめにソースを作ります。大根、人参、セロリは1~2cmくらいの角切りにしておきます。
切った野菜とソース材料を全てミキサーにかけ、ピューレ状にします。(今回はハンドブレンダーを使用しました)
ステーキ用の肉の白い筋にそって包丁の刃先を少し入れ、筋を切っておきます。
全体に塩胡椒を降って、軽くなじませます。
お肉に衣をつけます。小麦粉をつけ、溶き卵にくぐらせ、最後にパン粉をつけましょう。
フライパンに油を入れて180度まで熱します。油の量は、衣をつけたお肉がちょうど隠れるくらいでOK!フライパンの大きさやお肉の厚さによりますが、1.5~2cmくらいが目安です。180度の目安は、菜箸を入れて気泡が出るくらいです。
衣が剥がれないようにそっと油に入れ、揚げていきます。片面それぞれ、約50~60秒ずつ揚げます。加熱しすぎると、ミディアムレアではなくなってしまいますのでご注意を!
揚がったらバットで3分ほど休ませ、食べやすい大きさに切り、ソースを添えていただきます。
ヒレカツを美しく切るコツ
サクサクとした食感がどこか懐かしい料理、「牛ヒレ肉のカツレツ」。牛ヒレカツは、ミディアムレアでいただくお肉のジューシーさが何よりの魅力です。
そのミディアムレアの断面が美しくなるようにカットするには、いくつかのポイントがあります。
包丁を入れるときはすっと下ろす
あつあつ、揚げたてのヒレカツを切るときには、包丁は前後に引かずにすっと入れて下ろしましょう。包丁をひいてしまうと、断面ががたがたになってしまったり、衣がはがれやすくなってしまいます。
包丁は切れやすいものを
上記でお伝えしたように、すっと入れた包丁で美しくヒレカツを切るには、包丁の切れ味も大事。切れやすい包丁を使うことをおすすめします。
なぜ、大根おろしの柚子胡椒ソース?
今回の牛ヒレカツのソースには、柚子胡椒をきかせた大根おろしソースをチョイスしました。大根おろしって、なんとなく懐かしい味がしませんか? 風邪をひいたとき、大根おろしがたっぷり入った料理を作ってもらったことがある方も少なくないのでは。 身近な食材の大根おろしで、サクサク食感が懐かしい牛ヒレカツをいただくと、定食屋さんのようなお味になりますよ。柚子胡椒をきかせることで、味にアクセントをもたせながら、牛ヒレカツのジューシーさを引き立たせました。
ITEMS今回使用した調味料・食器・グッズ
羽後和牛特選ヒレ肉
秋田県南部、羽後町のブランド牛をご存知でしょうか。「羽後牛」は、「循環型」で丁寧に飼育された黒毛和牛です。循環型とは、稲藁や米ぬかなどを配合した無添加の飼料で牛を育て、反対にでた堆肥を稲作に利用することにより資源を循環させるという農法です。この循環型の農畜は、米どころである秋田県ならではのこと。出来るだけ天然の飼料で飼育するので、人にも安全かつ、上質な黒毛和牛が育てられます。
今回は、牛肉の中でも最高級部位と言われる「ヒレ」を使用しました。ヒレは牛の体の中心部分にあり、運動量が少ないため、きめ細かく柔らかい肉質になっています。また脂肪も少ないので、あっさりと食べられます。
MACオリジナル万能包丁
先ほどコラムでもお伝えいたしましたが、牛ヒレカツの美しい断面の実現には、切れ味の良い包丁が欠かせません。こちらの「MACオリジナル万能包丁」は、軽くて使いやすい包丁です。刃先が丸くなっているで安心・安全ながらも、先端まで刃がついているので細かい細工切りにも最適です!包丁の刃に穴が空いているのは、切り離れを良くするためだそうですよ。
包丁の町と言われる大阪・堺で、職人さんが丁寧に作られたMAC包丁。その切れ味を、ぜひ一度手にとって体感してみてくださいね。
BRAUN ハンドブレンダー
一台あるとお料理上手になれる、「BRAUN ハンドブレンダー」。今回はヒレカツのソース作りに使用しましたが、このブレンダーはマルチに活躍してくれるんです。今回のようなソース作りはもちろん、パスタソースに合わせるジェノベーゼや、ポタージュも簡単。また、赤ちゃんのいるご家庭では離乳食作りにも大活躍!手でするには少々労力のいる作業も、楽々簡単に、それでいて良い仕上がりに◎ ブレンダーで作るソースはムラが少なく、滑らかになりますよ。BRAUNからは数種類のブレンダーが販売されていて、機種によっては氷を砕く、フードプロセッサーのように使うなどさらに多機能なものも。お料理の用途や難易度に合わせて、ご自分にぴったりの一台を探してみてはいかがでしょうか♪
カリタ ディナープレート 深海
昔、定食屋さんや和食屋さんでみ見たことがあるような、懐かしい深みのある一枚。そんなカリタのディナープレートは、27.5cmと大きめのサイズ。つるつるとした質感が、高級感を演出します。少しカーブがかかった深みがあり、ソースなどもこぼれません。今回は見るほどにその色の虜になってしまう、「深海」のカラーでスタイリングしました。深い緑色は、見る角度によって表情が変わる魅力も備えています。
ミディアムレアの牛ヒレカツの「赤色」を生かし、和風の懐かしい雰囲気も演出します。小鉢に入れたソースをヒレカツにかけても溢れることなく、しっかりと絡めていただけます。
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